事務局の橋本です。
9月も残り少なくなりましたが、また大阪では少し汗ばむような陽気になってきました。

先週は不思議なことに、お会いした色々な方から「何のために内観を受けるのですか?」「内観をやって大丈夫ですか?」というお話がありました。これは中々言葉にするのは難しいですね。吉本伊信先生だったら「まあとにかく上がって座ってみてください」と仰るように考えます。不思議とまたそれでよく分かったりするのですね。ただ、これは内観研修所に直接来られるような意欲的な方には有効ですけれども、一般の方にお伝えする時は難しいかもしれません。
前回の話題提供で相愛大学の釈先生が「信じるもの」と「信じないもの」には境界があると仰っていました。信じるものにはあまり言葉は要らないのですが、信じないものにはある程度の説明が必要になってくるように思います。この境界を埋めるものとして、釈先生は「芸能」と仰っていました。確かに吉本先生は芸能性の高い落語のような「おはなし」を用いて、上手に内観を説明しておられます。

今回ご紹介する内観classic11号は、吉本先生と同じ浄土真宗僧侶である千石真理先生による特集記事をご紹介させていただきます。千石先生は鳥取にて心身めざめ内観センターを主宰されておられますが、ハワイでも内観の普及活動をされておられます。吉本先生同様、素敵な「おはなし」により内観をご紹介いただいております。(諸事情により10号より11号の方を先に公開させていただくことになりました。ご了承ください)。

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