いつもお世話になっております。自己発見の会事務局です。

2月も中旬になりましたが、寒い日が続いておりますね。
どうぞご自愛ください。
3月ももうすぐです。春が近づいてきていますね。

今回は内観classicのご案内をさせていただきます。

ある臨床心理士の先生に、私の勧める日常内観についてご寄稿いただきました。
「フォーカシング」をヒントにした日常内観についてご紹介してくださっています。
今回と次回の二回に分けてご紹介させていただきます。
お楽しみにいただけましたら幸いです。

【内観Classicの一部をご紹介】
 日常内観も、いつも三日坊主で終わってしまう意思の弱い人間です。とても、この紙面で皆さまに「日常内観の勧め」を偉そうにお話できる立場ではありません。
しかし、このお題をいただき、これは自分が日常内観を今よりしっかりやるようになるために、天が与えてくださったチャンスかもしれないと思い、できないなりに日常内観を少しでも続けるために工夫してきたことを振り返ってお伝えしてみようと思います。
吉本伊信先生は、『内観への招待』で、日常内観の方法について、「仮に一日一時間ずつ内観をするとして、半分の時間は過去の自分について、集中内観のときと同じように、対象を決めて年代順に区切って思い出し、あとの半分の時間は、今日一日の自分を振り返って調べましょう」と述べておられます。
 しかし、毎日一時間、外の刺激を遮断して自分をふり返る時間を作ることは、今の私たちにはなかなかできません。そのため、せめて短い時間だけでも、ひとりになれるときに、内観をするよう心がけてきました。とはいえ、ちょっとでも内観を怠っていると、すぐに我欲が私の無意識に潜む「悪魔」のごとく自分を支配して、家族の中で「自分中心」になってしまいます。特に子どもたち(すでに成人ですが)に対しては自分の考えの正しさを主張したり、不平不満を心の中で燻ぶらせたりしてイライラしてしまうことがあります。また、朝の通勤電車で、並んで待っていたのに後ろから来た青年が割り込み、座ろうとしていた席を取られ、「若いくせに高齢者を差し置いて席を横取りするとは!」と思って恨みを抱いてしまうこともあります。(続きます)

新雑誌「内観Classic」は会員限定のため、一般の方には一部のみになります。
全ての内容を閲覧希望の方は、自己発見の会にご入会いただきますようお願い申し上げます。
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