皆様、こんにちは、運営委員です。いつも自己発見の会にご理解とご尽力頂きありがとうございます。

 この夏はいつもと違った夏休みをお過ごしのこととお察し致します。どのような夏休みでしたでしょうか。

 さて、今回は子どものことについて書かせて頂こうと思います。
 この春に子どもは手術を行いました。短期間の入院生活でしたが、いろいろな事を考えるきっかけの手術となりました。

 手術当日、本当ならば主人にも来てもらい、一緒に立ち会うつもりでいましたが、コロナ禍のためそれもかなわず一人で立ち会うこととなりました。
 手術室の待合場所で隣合わせに子どもと座り、呼び出しをされるまで待っている間・・・ふと隣りに座っている小さな肩を見ていると、何とも言えない気持ちとなり、ボロボロと涙が出てきて大泣きしてしましました。こんな気持ちは初めてでした。私は、自分で言うのも何ですが、少し母性本能が乏しい方だろうなと思っておりました。子どもはとてもかわいいのですが、少し距離を置いて冷静に見てしまうところが自分にはあるなと感じておりました。でも、今回の出来事で、案外そうでもないのかなと思えることができました。

 案の定、私が大泣きしていると、子どもも大泣きしてしまい、涙の手術室への別れとなりました。

 無事に手術が終わり、子どもは大変元気になり、またいつもの生活に戻りました。

 日常の生活を送っている時、ふと、手術のことを思い出すことがあります。子どものためにたくさんの方に尽力をしてもらったことや、自分の中に隠れていた母性を発見したことなどなど・・・。
 子ども自身はこの体験をどのように捉えているかは、分かりませんが、少なくともたくさんの方に「ありがとう」の気持ちはもってほしいなと思います。
 クラスの担任の先生をはじめ、クラスメートから励ましの手紙を頂いたり、親戚を含めご近所の仲のいい方々からはご心配と労いの言葉を頂きました。たくさんの方々に温かく見守られて子どもは育ってゆくのだなあと実感できたきっかけとなりました。

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 
 次回もお楽しみに・・。

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