皆さん、こんにちは。運営委員です。
いつも自己発見の会にご理解ご支援ありがとうございます。
昔、ある方から「日本人は“削る文化”と“重ねる文化”という二つの文化性がある」ということをお聞きしたことがあります。
職人さんの仕事の多くがその文化性を備えているそうです。
日本刀や仏像細工のように、また日本酒の製造も“削る文化”だそうです。
余分なものを削り、研き、残ったものの中に本質を見出すといいます。
一方、漆や染め、雅楽にも当てはまるのが“重ねる文化”です。
幾重にも重ねることで全く異なった印象を与え、新しい価値を創造していくと言えるでしょう。
言い換えるとそれらの文化性は職人さんたちの哲学なのかもしれませんね。
日々目にするものや接する人々の中に、どのような文化性があるのかを考えてみると、相手の本質や哲学が見えてくるかもしれません。
もしかすると二つ以外の新しい文化性に気付くこともあるでしょう。
あなたは“削る文化”と“重ねる文化”どちらのタイプですか?